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レガシィ エンジンオーバーホール [レガシィ]

スバルエンジンのオーバーホールが重なってきました。98年式の
BG5レガシィは大量の水漏れが原因になり、オーバーヒートのトラ
ブルです。
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ヘッドガスケット部からのリークをチェックします。試験液の反応がなく、
ひどい排ガスのリークはなさそうです。ただターボ車の場合は、過給時
のみリークするなんていう事もありますので要注意です。
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車両から降ろしたエンジンは補機類を外してスタンドへ。ブロックとヘッ
ドを分離して、割ったブロックからクランクピストンなどを取り出します。
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シリンダーヘッドやブロック上面のひずみはストレートエッジで計測。
ボアはシリンダーゲージを使います。計測結果はNo.4シリンダーの
スラスト方向が規定値を超えて摩耗してしまっていました。
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一番の問題は上のピストン。タテ傷がかなり入っています。シリンダーと
同じくNo.4。今回のオーバーヒートが原因か、これまでのオイル管理から
くるものなのかは難しいところです。

ワンオーナーでとても気に入ってらっしゃる車両です。できれば直して乗り
続けたいというお客様。修理プランを何通りかご用意して、お見積りご連絡
させていただきます。
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