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ランチア・ベータ 4輪ホイールアライメント

4輪ホイールアライメントでご入庫の’84年式ランチア・ベータ。
左流れが主題の整備でしたが、下回りを点検するとタイロッドエンドブッシュに問題が…
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タイロッドのインナーブッシュはこの位置。バルクヘッドパネルの中央です。
ブッシュにガタが出て、ステアリングを振ってもロッドが追従しない状態です。
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ブッシュを取り外すとヘナヘナになっていました。
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純正部品は手に入らないので、流用パーツをあれこれ用意して合わせてみました。
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ブッシュ交換が成功したので、4輪アライメントテスターへ。
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リヤ回りの足は、キャンバーとトーが調整できました。
車両データが無いかと思っていたのですが、ちゃんとあったのはビックリ。
古くからバイスバースでやってきて良かったです。
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フロントはストラットの付け根の遊びなどでキャンバー調整を試みました。
リフトアップしての調整もあったので、走っては馴染ませて計ってを繰り返します。
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数値はいい感じになってきました。気になっていた左流れも直ってくれるかな。
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FD3S RX-7ホイールアライメント [アライメント]

'99年式FD3S RX-7の4輪ホイールアライメント調整です。
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調整前の車両状態チェックで見つかった、リヤトーコントロールロッドブッシュ部のガタはロッドAssyを交換して対処しました。
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4輪ダブルウィッシュボーンの足は調整が自在ですね。アライメント数値はダンパーに合わせてセットします。
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GC8RASTIクーペエンジンオーバーホール完成 [エンジンオーバーホール]

GC8のエンジンオーバーホールは各部の計測の結果、異音の原因だ
ったメタルは摩耗していたものの、シリンダーの状態は良好でした。
ピストンはSTDのままグレードBからAにする程度で、クリアランス
を改善できました。
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シリンダーヘッドは洗浄、最小限のすり合わせで当たり面を復帰
させます。
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新品のメタル、ピストンリングは
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WPC加工ハイパーモリショットを施工しました。耐摩耗性の向上
や摺動性能などを向上させます。
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ピストンピンにはDLC加工も。
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コンロッドをセットしたクランクをシリンダーブロックへ。
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シリンダーブロックを合わせた後にピストンを入れていきます。
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ヘッドが載ったあとは、カムをセットしながらバルブクリアランス
の調整です。GCのインナーシムはこのサイズ。
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ちじみ塗装を施したインマニは綺麗ですね。水平対向の見せどころ
かもしれません。
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ゴムホース類も一新してスッキリエンジンオーバーホール完了です。
滑らかでとても静かなエンジンに仕上がりました。
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アラゴスタ車高調キット GOLF7R [ゴルフ]

ゴルフ7Rは車高調のリニューアルです。今回はAragsta Type-S。
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フロントはピロアッパーでキャンバー調整が可能です。フェンダー
内からのアクセスなので、CCKゲージも併用して調整します。
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スプリングレートは富士に合わせて、Fr12k/Rr8kです。オーバー
ステアにならない程度の硬さが狙いです。
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フロントキャンバーも思った通り調整できました。これでタイヤが
有効に使えそうですね。
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