930ポルシェ スターター交換

いつもメンテでご利用いただいている88年式930ポルシェ。今回は
スターターが回らなくなる症状が発生しました。電源回路など調べ
てみましたが問題はなく、どうやらスターター本体が原因だったよ
うです。


純正ではありませんが、新品のスターターモーターに交換。これま
で使われていたスターターは再生して、ストックしておきたい品物
ですね。


交換はドライブシャフトをきって作業。大振りのスターターは重く
て脱着するがちょっとしんどいです。



この機会に、オイル交換などの作業も承りました。
いつもありがとうございます！

930ポルシェ ヘッドライトバルブ交換

ヘッドライトバルブ交換中の930型ポルシェ911。レンズを丸ごと外
しての作業です。


レンズを外したあとのボディ側はこんな感じ。ち～いさい水抜きの
穴が開いていますね。


レンズユニットはBOSCH製。ハロゲンH4タイプのバルブが組み込
まれています。同じH4バルブで、光量のアップできるタイプに変更
します。これで夜間走行が楽になるといいですね！

930ファベルト調整

「ベルト緩いのかなぁ?」とベルト鳴きに気づいて、お立ち寄りい
ただいた930ポルシェ。摩耗した分Vベルトが緩んでいるようです。



調整はプーリーの幅を変えるタイプ。プーリーをばらしてワッシャ
ーの枚数を調整します。今回は内側のワッシャーを少なくして、幅
を狭めてベルトを外側へ押し上げました。




ほどよく張りが出て調整完了です。この調整方法はいいですね、べ
ルトが減って、食い込んだ分を元位置に戻す感じ。もうしばらくこ
のベルト使えそうですね。

ハブベアリングオーバーホール

930ポルシェはミッションO/Hがまとまってきましたので、リフトか
ら降ろす前にフロントハブベアリングのメンテです。


分解して左右で見比べてみると、左側のグリース劣化がひどく黒ず
んでいます。右は緑色が残っている状態です。FISCOは右周回で左
側への負担が大きいからかもしれませんね。


まだセーフな感じ。右フロントアウターベアリング。


左側の変色したグリースは、少し焦げっぽい臭いもします。ベアリ
ングの状態が心配でしたが、洗浄して点検すると問題なしOKです。
グリース打ち替えオーバーホールしていきます。

G50型ミッション

930ポルシェミッションオーバーホールは、約一カ月待ったハブ&ス
リーブが届いて作業再開です。



シンクロ機構はボルグワーナータイプ。今回は3-4のハブ&スリーブ
とシンクロナイザーリングの全数交換です。


日曜日の今日、オーナー様ご来店で状況を確認していただきました。
「早く走りたいなぁ～」という感じがありありでしたが、待つのは
いいよと笑顔でしたね。しっかり組み上げますので、もう少し待っ
ていてくださいね！

シートレールの動きが・・・

「レカロフルバケシートの動きがおかしくて」というご依頼です。
オーナー様自らシートを外してご来店されました。レールのみ
になっていたので、すぐに外して裏返してみるとリリースレバー
が外れていました。



レバーのクランプスプリングがあまくなっていたのと、セパレートレール
の位置が良くなかったようです。それぞれ修正しつつ取り付けて作業
完了です。

911カレラ鈑金塗装

塗装工程中の930ポルシェです。キレイなブルーに染まっています。
途中の様子がだいぶん飛んでしまいましたが、改めて・・・





リヤフェンダーはガバッとこんな感じでした。下地をしっかり作って
パネルを合わせて塗装工程に入っていく様子です。

911カレラ鈑金塗装

全体にサフェーサーが入ってきた鈑金塗装中のポルシェ。

細かい傷まで拾っていくと、手が入らないのはルーフとエンジンフード
だけになりました。サフェを水研ぎして塗装の下地を作っていきます。
これだけ広範囲だと、なかながやりがいがありそうです。

911カレラ鈑金塗装

930ポルシェは鈑金塗装の準備中。
画像には写りにくいのですが、細かい飛び石などの傷がボディ
のアチコチに。キレイなだけに気になられての作業着手です。


ほぼサーキット専用車になっているこの車両は、内装などが簡素化
されてかなり軽量になっています。速い反面、扱いも難しいとか・・・。
乗り手を選ぶクルマなんですね。

シフトレバーがグラグラ

クラッチ交換でお預かり中の930ポルシェ、エンジンごとミッションを降ろしての作業です。
今回の作業と合わせて以前から気になっていた、シフトレバーがグラグラしていたのも
点検していきます。
シフトレバーを外した所、リンクロッドが入るブッシュが破損していました。


ブッシュ交換をして、明日にエンジン、ミッションを搭載予定です。