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SF5フォレスターオイル漏れ修理など [フォレスター]

本年もよろしくお願いいたします。
今年最初の作業は、SF5フォレスターのオイル漏れ修理から始まりです。
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ロッカーカバーからのオイル漏れは定番ですが、どうやら初めてのパッキン交換のようです。'97年式でいて約7万キロと低走行なのと、オイル管理がよかったのかもしれませんね。
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オイル漏れ修理と合わせてタイミングベルト回りもメンテします。サーモカバーはアルミ材が腐食していて合わせ面が荒れています。ウォーターポンプ、サーモスタットと合わせて交換です。
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これを機にオイルポンプやカムシールも交換しておきます。各ゴム部品は年式なりに硬化気味でした。
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タイミングベルトカバーは全数無事に外れましたので再使用できます。埋め込みナットごとカバーパネルが割れてしまう事が多いのですが、きれいに取れました。固着しなかったのは、マイルドな走りが多くて熱の入り方が優しかったのかもしれませんね。
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EJ26ストローカーキット [フォレスター]

SG9フォレスターのエンジンチューニング。東名パワード製ストロー
カーキット「EJ26KIT」の組み込みです。
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クランクの逃げ加工が必要になります。パワードさんからのアドバイ
スを参考に干渉する箇所をチェック。クリアランスを確保できるよう
に切削します。
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ベリリウムシートリングに打ち換えられたシリンダーヘッド。ポー
トは段付き修正加工。
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ダミーヘッドボーリングされたシリンダーブロックにクランクをセッ
ト。ピストンサイズはФ99.75、大きいですね。
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ピストンを組み込んだあとに、燃焼室容積を実測します。ヘッドガス
ケット厚が選定できました。
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ヘッドスタッドボルトや強化メインボルト、バッフルステフナーを
使用しました。シール性向上やブロック剛性アップには必須なアイ
テムです。
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SJGフォレスターブッシュ交換 [フォレスター]

早くも13万キロ超えの'14年式SJG型フォレスター。足回り点検中
に見つかった、劣化したブッシュの交換です。
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フロントロアアーム、スバルではトランスバースリンクと言われて
います。ココのフロント側がひどく劣化していて、タイヤを左右に
振ると数ミリ動いてしまう様な状態です。
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アームを取り外してプレス機へ。ブッシュ径に合わせた冶具を選ん
でセットします。芯に力が掛かるようにしないとコケますから、加
圧時は特に慎重に進めます。
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上のブッシュが新品です。古いブッシュは、外側のカラーと内側の
カラーが完全に分離して、内側が左へ大きくずれています。これが
タイヤを左右に振ると出ていたガタの原因ですね。アライメント値
は落ち着つかず、走行不安定になっていたはずです。リヤ側のブッ
シュや、ボールジョイントも合わせて交換しました。
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フォレスター クラッチオーバーホール [フォレスター]

SG9フォレスターはクラッチ操作時の違和感から、ミッションを降
ろしての作業となりました。
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クラッチディスクやカバー、フライホイールの当たり面などを点検。
少しウロコ状に損傷している箇所がありました。ミート時のジャダ
ーはココが原因の様です。
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それぞれパーツを手配して整備を進めます。
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フォレスターエキマニ交換 [フォレスター]

SJGフォレスターはエキゾーストマニホールドの交換です。フジツ
ボ製スーパーEXを装着します。バンテージを巻いて熱害対策。排気
熱エネルギーも有効に使います。
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さすがにフジツボ製エキマニ。内部の段付きもキレイに処理されて
いますね。排気効率、良さそうです。
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ターボチャージャーとエキゾーストパイプを少しずらしての作業
です。シリンダーブロック側のネジの痛みがありましたので修正、
ボルトを交換して装着を進めました。
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エナペタル プレミアムオーダーライン [フォレスター]

少し前に作業させて頂いたのは、エナペタル製純正形状ダンパー
「プレミアムオーダーライン」フォレスターSG9用の装着です。
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ビルシュタインベースのエナペタルダンパーは、すべてハンドメイド。
外観の仕上がりからも丁寧さが伝わります。
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交換前は、街中では固く高速ワインディングではフワつく感じだった
そうです。しなやかに動いてくれる足をという希望でした。

エナペタルダンパーと同時に、アッパーマウントはSTI、スプリングは
純正を新調して組み込みました。
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2週間ほど乗った印象をうかがうと、特に高速の安定感が増したとの
こと。ギャップ乗り越えも、しなやかに受け止めてくれるようになっ
たそうです。
これで、ますます「SG9フォレスターSTI」楽しくなりそうですね!


SG9ハブベアリング [フォレスター]

フォレスターSG9はリヤハブベアリングの交換です。
走行時小さめですが「コォ~ン、グォ~ン」と異音が発生しています。
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車両からナックルアームを外してベアリングの回り具合をチェック
してみると、ひどくはないもののゴロゴロした感触です。予想通り
グリースはタール状に劣化して真っ黒。潤滑不良でベアリングが傷
ついてしまったようです。
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新しいベアリングをナックルアームへ圧入。続いてバックプレートと
とオイルシールを組み付けます。
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最後にハブAssyとナックルアームをセット。回してチェックしながら
まっすぐ圧入します。これでベアリング交換完了。車両に搭載してい
きます。
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フォレスターホイールアライメント [フォレスター]

2016年製SJGフォレスターはホイールアライメントでご入庫いただき
ました。車高調サスやホイールの変更で、走行不安定感や据え切り
時のステアリング張り付く症状です。
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ネガティブキャンバーの過大やトーのバランスが悪くなっていました。ホイ
ールインセット変更による影響もありましたので、完全に症状は直りきりま
せんでしたが、かなり緩和して気にならないレベルになりました。
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GC8インプレッサRAは発泡ウレタン充填作業の準備です。サイドシルに
注入するためにカーペットなどを外していきます。シート全数やトリム類
まで外すのは、万一の発泡剤付着を防ぐためやサイドシルの隅々まで
充填されるかを確認するためです。
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材料はオリジナルボックスさん扱いのベルコ製パワーウレタンです。
先日施工したS31でも、高速の怖さがなくなる程安定したと好評いただき
ました。GC8は車格の割りにサイドシルの容量が大きいので、効果はか
なり期待できそうです!
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SG9フォレスターSTI [フォレスター]

クラッチオーバーホール作業中のフォレスターSTI。分解をしてみると、
思っていたよりも摩耗が進んでいました。フェーシングの摩材がこの通り
ダマになっています。レリーズベアリングの摺動面やスプライン部のグリ
ース気もすっかり消えてしまっていました。こうなると、クラッチ切れ不良
やペダルが重くなったりします。
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ちょうど良いオーバーホールのタイミングでしたね。クラッチの他に
マウント類やシフトリンケージのブッシュなどもリフレッシュです。
NEWパーツはエクセディのウルトラファイバークラッチキットを選らん
でいただきました。フェードリカバリー性がかなり良いディスクです。
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Jeepラングラーは車検整備でお預かりしています。
ベルトのアイドラベアリングからのカラカラと異音が発生。プーリーは
Assyの交換です。ドラッグリンクやセンターロッドのボールジョイントの
整備やカチカチになって割れてしまったブローバイパイプなどの交換
作業を進めています。
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明日はエンジンオーバーホールを行ったGDAの慣らし運転をシャーシ
ダイナモのダイナパックで行います。低負荷から初めて徐々に負荷を
掛けていきます。油温変化も最小限で行えますので、ピストンなどいい
当たりが作れるんです。
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ハブナックル交換 [フォレスター]

26万キロ超えのフォレスターSF5。
ハブベアリング交換と同時にナックルアーム、ハブAssyも
合わせて交換となりました。
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プレスで抜き取るアウターレースは緩い状態。ハブ側の
シャフトにも摩耗がありました。ベアリングだけ交換しても
ガタが直らないという場合には要注意です。
不具合症状だった高速時のステアリングブレも解消して
バッチリです!


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