エンジン不調はEGRバルブ W211MB E320CDI [メルセデスベンツ]
W211メルセデスベンツは車検整備でお預かりです。ウォーニングランプがいくつか点灯しています。
グローランプがなかなか消灯しない症状は、6番のグロープラグが原因のようです。
こちらは5番のグロープラグとコネクタ。かなり狭いのと固いコネクタが割れそうで怖いです。グロープラグの取り外しには、8ミリディープソケットの逃げ大き目が必要。仲間の工具に助けてもらいました。
規定値は2Ω以下。5番はちょいオーバー。
6番は3kΩでNG。すすけて真っ黒です。
新品はもちろん規定内ですね。
エンジンの力がない症状もグローで直ってくれるかな?なんていう期待は甘々でした。EGRバルブが悪さをしているようなので取り外してみます。とはいえ、かなりの固さ。スクレーパーを叩き込んでなんとか上がってきました。
スラッジがびっちりのバルブ本体。
清掃してもリンクが動きません。
どうもシャフトがスラッジで固着していたようです。給油しながら馴染ませるとパコパコ動くようになってきました。
修理後はフォルトコードも消えてエンジン快調です。EGRバルブでこんなに変化があるとはちょっとびっくりでした。ブーストが全く掛からないほどでしたから、フェイルセーフに入っていたのかもしれませんね。
グローランプがなかなか消灯しない症状は、6番のグロープラグが原因のようです。
こちらは5番のグロープラグとコネクタ。かなり狭いのと固いコネクタが割れそうで怖いです。グロープラグの取り外しには、8ミリディープソケットの逃げ大き目が必要。仲間の工具に助けてもらいました。
規定値は2Ω以下。5番はちょいオーバー。
6番は3kΩでNG。すすけて真っ黒です。
新品はもちろん規定内ですね。
エンジンの力がない症状もグローで直ってくれるかな?なんていう期待は甘々でした。EGRバルブが悪さをしているようなので取り外してみます。とはいえ、かなりの固さ。スクレーパーを叩き込んでなんとか上がってきました。
スラッジがびっちりのバルブ本体。
清掃してもリンクが動きません。
どうもシャフトがスラッジで固着していたようです。給油しながら馴染ませるとパコパコ動くようになってきました。
修理後はフォルトコードも消えてエンジン快調です。EGRバルブでこんなに変化があるとはちょっとびっくりでした。ブーストが全く掛からないほどでしたから、フェイルセーフに入っていたのかもしれませんね。
G55AMG足回り異音 [メルセデスベンツ]
W124エアコンサービス [メルセデスベンツ]
メルセデスW124型E280は、ボッシュACS751でエアコンガスサー
ビスです。定期的に施工していただいている車両になります。
今回はエキスパンションバルブと、レシーバータンクを交換するこ
とになりました。カウルパネルを外してエキスパンションバルブに
アクセスします。
エキスパンションバルブは、エアコンガスを気化させるための要に
なる部品です。レシーバーと共にパーツはMB純正を使用しました。
レシーバータンクは水分やゴミを除去してくれる部品です。分解し
て確認まではしていませんが、中のフィルターは不純物をたくさん
キャッチしてくれているはずです。
作業前に回収したガスは、ACS751で新ガス同等に洗浄されます。
規定量を充填して作業完了です。吹き出し口の温度が2℃ほど下が
りましたよ。これでエアコンシーズンの準備、OKですね!
ビスです。定期的に施工していただいている車両になります。
今回はエキスパンションバルブと、レシーバータンクを交換するこ
とになりました。カウルパネルを外してエキスパンションバルブに
アクセスします。
エキスパンションバルブは、エアコンガスを気化させるための要に
なる部品です。レシーバーと共にパーツはMB純正を使用しました。
レシーバータンクは水分やゴミを除去してくれる部品です。分解し
て確認まではしていませんが、中のフィルターは不純物をたくさん
キャッチしてくれているはずです。
作業前に回収したガスは、ACS751で新ガス同等に洗浄されます。
規定量を充填して作業完了です。吹き出し口の温度が2℃ほど下が
りましたよ。これでエアコンシーズンの準備、OKですね!
R129 600 SL 7.2 AMG アライメント [メルセデスベンツ]
サスペンションブッシュやパワステギヤボックス、ポンプなどなど。
完璧にメンテナンスされたメルセデスベンツは、R129 SL7.2 UBT
コンプリートカーです。
仕上げに4輪ホイールアライメント調整で入庫いただいきました。
200km/hを超える高速サーキットでの不安定感や、市街地でのワ
ダチの取られを改善したいとのご要望です。
規定値はあくまでも目安とします。変更された車高や走行条件に合
わせたアライメント値を探しながらセットしてみました。
お引渡し後、夕方には「いい感じだよ!」とインプレのお電話をい
ただきました。嬉しいお声です、ありがとうございます!
サーキットでの走りも試してみてくださいね。今後とも、どうぞよ
ろしくお願いいたします!
完璧にメンテナンスされたメルセデスベンツは、R129 SL7.2 UBT
コンプリートカーです。
仕上げに4輪ホイールアライメント調整で入庫いただいきました。
200km/hを超える高速サーキットでの不安定感や、市街地でのワ
ダチの取られを改善したいとのご要望です。
規定値はあくまでも目安とします。変更された車高や走行条件に合
わせたアライメント値を探しながらセットしてみました。
お引渡し後、夕方には「いい感じだよ!」とインプレのお電話をい
ただきました。嬉しいお声です、ありがとうございます!
サーキットでの走りも試してみてくださいね。今後とも、どうぞよ
ろしくお願いいたします!
W211排気漏れと… [メルセデスベンツ]
メルセデスベンツE320CDIは、排気漏れなどのトラブルです。ター
ボチャージャー付近から漏れています。
遮熱板を外してみると、ベアリングハウジングが真っ黒に汚れてい
ます。ココからかとも見えますが、漏れ箇所はアウトレットパイプ
とのフランジから。漏れた排ガスが遮熱板を伝って回り込んでいた
ようです。
ボルトが緩みガスケット部から漏れていました。トルクフルなエン
ジンです、ブースト圧や振動などの影響かもしれませんね。
もうひとつのトラブルはグロープラグ。2気筒分の抵抗値が規定を
超えています。始動時に点灯するグローランプの消灯が遅くなって
いました。
新品のグロープラグに交換、始動性もOKです。
ボチャージャー付近から漏れています。
遮熱板を外してみると、ベアリングハウジングが真っ黒に汚れてい
ます。ココからかとも見えますが、漏れ箇所はアウトレットパイプ
とのフランジから。漏れた排ガスが遮熱板を伝って回り込んでいた
ようです。
ボルトが緩みガスケット部から漏れていました。トルクフルなエン
ジンです、ブースト圧や振動などの影響かもしれませんね。
もうひとつのトラブルはグロープラグ。2気筒分の抵抗値が規定を
超えています。始動時に点灯するグローランプの消灯が遅くなって
いました。
新品のグロープラグに交換、始動性もOKです。
W140ブロアファンモーター交換 [メルセデスベンツ]
W211ローター研磨 [メルセデスベンツ]
W124メルセデス鈑金塗装完了 [メルセデスベンツ]
W140メンセデスベンツ オイル漏れ [メルセデスベンツ]
下回りまでオイルが滴るほどのオイル漏れが発生したW140メルセデス。
漏れはタイミイングチェーンカバーの通称「コの字」と言われるシール部分
からでした。
シール交換とはいえ、相手は600SEL V12気筒エンジン。巨大なインマニや
クラックが入る事もあるタペットカバーなどを慎重に取り外していきます。
コの字シールを取り付ける時に、プルッとずれてしまわないようにプレートを
使ってチェーンカバーを滑り込ませるように装着します。より漏れを防ぐため
に液体パッキンも使用しました。
漏れたオイルがスポンジにしみ込んでしまったラジエターホースや、ウォーター
ポンプなども合わせて交換して組み上げていきます。
漏れはタイミイングチェーンカバーの通称「コの字」と言われるシール部分
からでした。
シール交換とはいえ、相手は600SEL V12気筒エンジン。巨大なインマニや
クラックが入る事もあるタペットカバーなどを慎重に取り外していきます。
コの字シールを取り付ける時に、プルッとずれてしまわないようにプレートを
使ってチェーンカバーを滑り込ませるように装着します。より漏れを防ぐため
に液体パッキンも使用しました。
漏れたオイルがスポンジにしみ込んでしまったラジエターホースや、ウォーター
ポンプなども合わせて交換して組み上げていきます。
W211ホイールアライメント [メルセデスベンツ]
メルセデスベンツW211ステーションワゴンは、直進性不安定から
4輪ホイールアライメントの調整です。以前に事故修理歴があった
という車両。きっちりはアライメント調整をしていないとの事です。
原因はリヤスラストアングルの狂いと、左フロントキャスターの少なさ
からでした。スラストアングルはトーのバランスですが、左リヤのトーが
アウト、右リヤのトーがインについていて、結果リヤが斜めに走っている
ようになり直進性が低下。キャスターは少ない方へ流れてしまいます。
ラジアスロッドの交換ボルトでキャスター調整、リヤはコントロールアーム
の偏芯カムボルトでトーを調整します。
ロードテストで直進性を確認して完了です。
BP5レガシィはエンジンオーバーホール後の慣らし運転です。
低回転、低負荷からじっくり当たり付けしていきます。今日のように
気温の高い日は、冷却には特に気をつかいます。インタークーラー
用のファンも回しながらの作業です。
コチラはBHレガシィのEJ20エンジン。ロッカーカバーガスケット部から
のオイル漏れがひどい状態でした。エキマニの遮熱板に垂れたオイル
が付着して焼けた状態になっています。
ここからのエンジンオイル漏れは、火災の可能性があり非常に危険な所。
ラジエターファンのトラブルでのご入庫でしたが発見できてよかったです。
パッキンの交換でオイル漏れは完治しました。
4輪ホイールアライメントの調整です。以前に事故修理歴があった
という車両。きっちりはアライメント調整をしていないとの事です。
原因はリヤスラストアングルの狂いと、左フロントキャスターの少なさ
からでした。スラストアングルはトーのバランスですが、左リヤのトーが
アウト、右リヤのトーがインについていて、結果リヤが斜めに走っている
ようになり直進性が低下。キャスターは少ない方へ流れてしまいます。
ラジアスロッドの交換ボルトでキャスター調整、リヤはコントロールアーム
の偏芯カムボルトでトーを調整します。
ロードテストで直進性を確認して完了です。
BP5レガシィはエンジンオーバーホール後の慣らし運転です。
低回転、低負荷からじっくり当たり付けしていきます。今日のように
気温の高い日は、冷却には特に気をつかいます。インタークーラー
用のファンも回しながらの作業です。
コチラはBHレガシィのEJ20エンジン。ロッカーカバーガスケット部から
のオイル漏れがひどい状態でした。エキマニの遮熱板に垂れたオイル
が付着して焼けた状態になっています。
ここからのエンジンオイル漏れは、火災の可能性があり非常に危険な所。
ラジエターファンのトラブルでのご入庫でしたが発見できてよかったです。
パッキンの交換でオイル漏れは完治しました。