クロスロードのピット風景
https://crossload.blog.ss-blog.jp/
さまざまなクルマの整備作業を紹介します。
cross
2024-03-03T12:30:38+09:00
ja
-
WRX S4は4輪ホイールアライメント調整で左流れ改善
https://crossload.blog.ss-blog.jp/2024-03-03
VAG型スバルWRX S2は4輪ホイールアライメント調整でご入庫です。メールからご相談いただきました。左流れや左右にハンドルが取られる感覚がありお悩みとのこと。お話を進めると、タイヤが起因するコニシティなどの調査は済まされているので、測定して診断することになりました。測定結果は、フロントキャンバー角の左右差とトーの過大さに原因がありました。調整前後のロードテストでその差はハッキリと分かるほど。自信を持ってお渡しできました。後日お電話で「いい感じですよ」とお伝えいただけました。よかったです!
アライメント
cross
2024-03-03T12:30:38+09:00
メールからご相談いただきました。左流れや左右にハンドルが取られる感覚がありお悩みとのこと。お話を進めると、タイヤが起因するコニシティなどの調査は済まされているので、測定して診断することになりました。
測定結果は、フロントキャンバー角の左右差とトーの過大さに原因がありました。調整前後のロードテストでその差はハッキリと分かるほど。自信を持ってお渡しできました。後日お電話で「いい感じですよ」とお伝えいただけました。よかったです!
]]>
-
HKS GT3RSタービンでファーストステップ
https://crossload.blog.ss-blog.jp/2024-03-01
インプレッサGVB型スペックCはターボからの異音と加給圧不足から「HKS GT3RS」ターボの導入です。純正と比べるとむっちり一回り大きい感じですね。とはいえステーなどの小加工で無理なく装着できるサイズです。今回はチューニングのファーストステップ。ステージに合わせて無理せず仕上げていきましょう。
インプレッサ
cross
2024-03-01T20:17:13+09:00
純正と比べるとむっちり一回り大きい感じですね。とはいえステーなどの小加工で無理なく装着できるサイズです。
今回はチューニングのファーストステップ。ステージに合わせて無理せず仕上げていきましょう。
]]>
-
オートザム AZ-1 ロアジョイント交換
https://crossload.blog.ss-blog.jp/2024-01-21
もう25年位のお付合いになりますね。マツダ オートザム AZ-1は、毎年この時期にご入庫いただいています。今回は車検整備です。フロントロアアームのボールジョイント部にガタつきがありました。悪化すると抜けてしまうこともある非常に危険な部分です。リフトアップ状態では突っ張ってガタが消えますが、1G状態を再現するとガタを確認できます。メカニックの勘とキャリアでこういった部分も見逃しません。ボールジョイント一体のロアームを交換します。4年程前のエンジンオーバーホールでは、要所にWPC加工も施しました。24万キロを超えても至って好調です。整備が終わって週明けの検査までしばし保管。なぜか赤色のクルマと一緒になることが多い気します。魅力的な一台ですね。
AZ-1
cross
2024-01-21T11:04:55+09:00
マツダ オートザム AZ-1は、毎年この時期にご入庫いただいています。今回は車検整備です。
フロントロアアームのボールジョイント部にガタつきがありました。悪化すると抜けてしまうこともある非常に危険な部分です。リフトアップ状態では突っ張ってガタが消えますが、1G状態を再現するとガタを確認できます。メカニックの勘とキャリアでこういった部分も見逃しません。ボールジョイント一体のロアームを交換します。
4年程前のエンジンオーバーホールでは、要所にWPC加工も施しました。24万キロを超えても至って好調です。
整備が終わって週明けの検査までしばし保管。
なぜか赤色のクルマと一緒になることが多い気します。魅力的な一台ですね。
]]>
-
新年営業開始です。
https://crossload.blog.ss-blog.jp/2024-01-07
クロスロード小山は、6日より新年の営業を開始しています。本年もどうぞよろしくお願いいたします。初荷で入荷してきましたピレリP-ZEROは、987型ケイマンに使用します。冷却水漏れが発生したウォーターポンプや、ブローバイ配管の整備などを進めているところです。
お知らせ
cross
2024-01-07T14:07:15+09:00
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
初荷で入荷してきましたピレリP-ZEROは、987型ケイマンに使用します。
冷却水漏れが発生したウォーターポンプや、ブローバイ配管の整備などを進めているところです。
]]>
-
今年も一年ありがとうございました!
https://crossload.blog.ss-blog.jp/2023-12-28
クロスロード小山は本日で年内の業務は終了となります。今年も色々とご利用頂きまして、誠にありがとうございました。これからもより良いサービスをご提供できるよう頑張ってまいります。新年は1月6日(土)からの営業となります。みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。
お知らせ
cross
2023-12-28T16:29:24+09:00
今年も色々とご利用頂きまして、誠にありがとうございました。
これからもより良いサービスをご提供できるよう頑張ってまいります。
新年は1月6日(土)からの営業となります。
みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。
]]>
-
ECU設定値変更 ファーストアイドル回転数
https://crossload.blog.ss-blog.jp/2023-12-17
BR9レガシィは暖機時の回転数が高過ぎてちょっと気になるとの事。ご近所さんにも気を使ってしまうので…というご相談です。メインECUにアクセスしてファーストアイドルの回転数を変更します。水温に応じて問題ない範囲で調整。アイドリングマップの設定値を変更しました。書き換え時はバッテリーにバッファを掛けて電圧を一定に安定させます。ECUコーディング時と同じ対策が安全です。
ECUセッティング
cross
2023-12-17T16:04:15+09:00
メインECUにアクセスしてファーストアイドルの回転数を変更します。水温に応じて問題ない範囲で調整。アイドリングマップの設定値を変更しました。
書き換え時はバッテリーにバッファを掛けて電圧を一定に安定させます。ECUコーディング時と同じ対策が安全です。
]]>
-
GC8D型インプレッサ エンジンオーバーホール VABブロック流用
https://crossload.blog.ss-blog.jp/2023-12-07
インプレッサWRX STIは1997年式。オーバーヒート歴やオイル漏れなど不具合が重なって、エンジン本体に手を入れないといけない状態です。何度かの打合せご相談ののち、今回エンジンオーバーホールに着手となりました。エンジンの型式はEJ20K。オープンデッキのシリンダーは中でも弱いタイプです。ピストンクリアランスは摩耗よりも真円度が限界を超えています。ホーニング跡(クロスハッチ)が残っている位の状態なのですが、スラスト方向に変形して楕円のボア寸法になっていました。想像の通りメタルの摩耗はかなり進んでいて、クランクピンのキズも深い状態。腰下はVABのショートブロックを採用することに決定。オーナー様も状態を見てご納得いただきました。バルブは研磨してリフェイス、再使用します。バルブシートとすり合わせをして確認。摩耗は許容範囲でした。平行して進めたインマニの結晶塗装。下地処理して色の染まりを良くしてから焼き付け。オリジナルの色味に復元できているでしょうか。インジェクターはIRSさんにお願いしてオーバーホール。レポートによると洗浄前のバラつきは見事に改善されて、噴射量がそろって帰ってきました。スプレーパターンも良好です。ターボチャージャー「IHI VF28」はスピードボックスさんにオーバーホール依頼。交換した古いベアリングの内一つは、少しゴロゴロした感触でした。異音が発生する寸前だったのかもしれません。バルブクリアランスの調整はストックのシムを使用します。生産終了品ですから希少な小部品です。エキマニは東名パワード製に交換します。激しいオイル漏れで純正マニは遮熱板の中までびちゃびちゃ。フランジのスチール部も焼け落ち、痩せているような状態で再使用不可でした。非等長マニの雰囲気はそのままに4→1の集合でレスポンスアップも狙えます。東名さん、相変わらず仕上がり良いですよね。エンジン搭載時はエキマニ変更の分、ハーネスの取り回し変更などが必要です。大きく逃がして熱対策も施しました。燃料を入れ替えてからエンジン始動。油温・水温などを管理しながらシャシダイナモ、ダイナパックで慣らし運転を行いました。仕上げにフードインシュレーターを交換して完成です。こういった部品を供給し続けてくれるのはありがたいですよね。
未分類
cross
2023-12-07T19:12:20+09:00
エンジンの型式はEJ20K。オープンデッキのシリンダーは中でも弱いタイプです。ピストンクリアランスは摩耗よりも真円度が限界を超えています。ホーニング跡(クロスハッチ)が残っている位の状態なのですが、スラスト方向に変形して楕円のボア寸法になっていました。
想像の通りメタルの摩耗はかなり進んでいて、クランクピンのキズも深い状態。腰下はVABのショートブロックを採用することに決定。オーナー様も状態を見てご納得いただきました。
バルブは研磨してリフェイス、再使用します。バルブシートとすり合わせをして確認。摩耗は許容範囲でした。
平行して進めたインマニの結晶塗装。下地処理して色の染まりを良くしてから焼き付け。オリジナルの色味に復元できているでしょうか。
インジェクターはIRSさんにお願いしてオーバーホール。レポートによると洗浄前のバラつきは見事に改善されて、噴射量がそろって帰ってきました。スプレーパターンも良好です。
ターボチャージャー「IHI VF28」はスピードボックスさんにオーバーホール依頼。交換した古いベアリングの内一つは、少しゴロゴロした感触でした。異音が発生する寸前だったのかもしれません。
バルブクリアランスの調整はストックのシムを使用します。生産終了品ですから希少な小部品です。
エキマニは東名パワード製に交換します。激しいオイル漏れで純正マニは遮熱板の中までびちゃびちゃ。フランジのスチール部も焼け落ち、痩せているような状態で再使用不可でした。非等長マニの雰囲気はそのままに4→1の集合でレスポンスアップも狙えます。東名さん、相変わらず仕上がり良いですよね。
エンジン搭載時はエキマニ変更の分、ハーネスの取り回し変更などが必要です。大きく逃がして熱対策も施しました。
燃料を入れ替えてからエンジン始動。油温・水温などを管理しながらシャシダイナモ、ダイナパックで慣らし運転を行いました。
仕上げにフードインシュレーターを交換して完成です。こういった部品を供給し続けてくれるのはありがたいですよね。
]]>
-
SG5フォレスター 異音からハブベアリング交換
https://crossload.blog.ss-blog.jp/2023-11-14
2002年型SG5フォレスターは走行時に異音が発生しています。おなかの下、ちょっと後ろ側な雰囲気です。リフトアップして再現を進めると、左後ろのハブベアリング辺りから発生しています。10万km超なのと経年でしょうか、グリースが劣化してベアンリングが破損してしまったようです。単体で回すとゴリゴリとした感触。異音になっても無理もない状態です。新しいベアリングに打替えて組み上げます。異音にまで至らなくても、フリクションロスが発生すると転がり抵抗になって燃費にもよくないですね。気になってきた方は、交換の計画をしてみてください。
一般整備
cross
2023-11-14T20:23:25+09:00
リフトアップして再現を進めると、左後ろのハブベアリング辺りから発生しています。
10万km超なのと経年でしょうか、グリースが劣化してベアンリングが破損してしまったようです。単体で回すとゴリゴリとした感触。異音になっても無理もない状態です。
新しいベアリングに打替えて組み上げます。
異音にまで至らなくても、フリクションロスが発生すると転がり抵抗になって燃費にもよくないですね。気になってきた方は、交換の計画をしてみてください。
]]>
-
BR9型レガシィ 足回りやクラッチなどメンテナンス 4輪アライメント調整で仕上げ
https://crossload.blog.ss-blog.jp/2023-11-05
BR9型レガシィは足回りやクラッチなど多くの整備を実施。4輪ホイールアライメント調整で仕上げとなりました。ショックアブソーバーは、tSパーツを流用。STIコイルスプリングとの組み合わせです。ハブベアリングはユニットタイプですが、錆で固着が酷く分離が困難でした。フロントはナックルも交換。リヤは修正して再使用します。リヤ回りはSTIラテラルリンクセットやアーム類を交換します。ブッシュは経年・距離なりの痛みが進んで亀裂が入っています。続いてクラッチオーバーホール。このタイプはマウント類のレイアウトが独特なので、ちょっと手順が変わってきます。エンジン本体をホールドしつつミッションを降ろします。作業中に見つかったブローバイホースの亀裂部分。リークしていますので新品に交換です。ステアリングギヤボックスが原因の違和感は「コクコク」といったちょっと嫌な感触。ラック&ピニオンのギヤに遊びが出ている様子です。ギヤボックスをアッセンブリ交換、クレードルごと脱着しての作業です。こちらも作業中にみつかったラジエターの液漏れ。koyo製の純正同等品に交換します。冷却や耐久性は実証済みのラジエターです。 エアコンの効きが悪くなった症状は、ガス量の減少が原因でした。漏れは修理をするほどではないスローリークのようです。エアコンラインを洗浄してから充填を行う「BOSCH ACS751」が活躍します。ショック慣らし中の印象をお伺いしたところ、「ギャップをうまくいなしてくれて、安定しているよ」と好印象でした。「tS」専用設計のショックの良さが決まりましたね。BILSTEINの走りを楽しんでください。ありがとうございました!
アライメント
cross
2023-11-05T18:08:53+09:00
ショックアブソーバーは、tSパーツを流用。STIコイルスプリングとの組み合わせです。
ハブベアリングはユニットタイプですが、錆で固着が酷く分離が困難でした。フロントはナックルも交換。リヤは修正して再使用します。
リヤ回りはSTIラテラルリンクセットやアーム類を交換します。ブッシュは経年・距離なりの痛みが進んで亀裂が入っています。
続いてクラッチオーバーホール。このタイプはマウント類のレイアウトが独特なので、ちょっと手順が変わってきます。エンジン本体をホールドしつつミッションを降ろします。
作業中に見つかったブローバイホースの亀裂部分。リークしていますので新品に交換です。
ステアリングギヤボックスが原因の違和感は「コクコク」といったちょっと嫌な感触。ラック&ピニオンのギヤに遊びが出ている様子です。ギヤボックスをアッセンブリ交換、クレードルごと脱着しての作業です。
こちらも作業中にみつかったラジエターの液漏れ。koyo製の純正同等品に交換します。冷却や耐久性は実証済みのラジエターです。
エアコンの効きが悪くなった症状は、ガス量の減少が原因でした。漏れは修理をするほどではないスローリークのようです。エアコンラインを洗浄してから充填を行う「BOSCH ACS751」が活躍します。
ショック慣らし中の印象をお伺いしたところ、「ギャップをうまくいなしてくれて、安定しているよ」と好印象でした。「tS」専用設計のショックの良さが決まりましたね。BILSTEINの走りを楽しんでください。ありがとうございました!
]]>
-
GDBインプレッサ VABシリンダヘッド流用 エンジンオーバーホール
https://crossload.blog.ss-blog.jp/2023-10-20
2002年型GDBインプレッサはエンジン不調からコンプレッションの測定。かなり低下しているシリンダが見つかりました。オーナー様と相談の結果、エンジンオーバーホールに着手。状態を確認していきます。圧縮圧力の低下はバルブシートの摩耗が原因でした。クリアランスがなくなったエキゾーストバルブ側から圧力が抜けていたようです。バルブを抜いて計測してみると、2.5mmを超えるようなシート当たり幅。規定値を大きく超えています。内燃機加工屋さんにお願いするべくシリンダを清掃。細かく点検してみるとプラグホール回りにクラックが多数。これはいけません、ヘッド交換が必要になりました。ここでまたオーナー様とご相談。「GBD用を使ってまたクラック入ったら怖いし…」というリクエストからVABヘッドを流用することに決定。取寄せた新品のシリンダーヘッドです。腰下もチェックしていきます。25万km近くですから摩耗が心配でしたが、ピストンクリアランスはギリギリ規定内。ピストンリングやメタルを新品にして組み上げます。バルブは全数新品に。すり合わせを行ってVABヘッドを組み立てます。燃焼室容量を計測してヘッドをシリンダーに載せていきます。ヘッドガスケットはいつもお世話になっている東名パワード製。バルブクリアランス調整。バルブリフターの入れ替えを繰り返して調整します。カムキャップを取り付けと同時に、カムシャフトセンサーブラケットを装着。GDB用のカム角センサーをVABヘッドでも装着できるようにするパーツです。エキゾースト側のAVCSはキャンセルしますので、オイルコントールバルブホルダをプラグパネルで塞ぎます。こちらもクロスロード小山オリジナル品で近日発売予定です。その他オイルライン、バルブ、コネクタなどVABとの違いの合わせ込みをして完成しました。コンプレッションを確認して搭載の準備へ。配線やホースの取り回しなども見直して、少しすっきりしたエンジンルームになりました。VAB流用で強化されたGDBの走りを堪能してくださいね。ありがとうございました!
インプレッサ
cross
2023-10-20T16:52:27+09:00
オーナー様と相談の結果、エンジンオーバーホールに着手。状態を確認していきます。
圧縮圧力の低下はバルブシートの摩耗が原因でした。クリアランスがなくなったエキゾーストバルブ側から圧力が抜けていたようです。
バルブを抜いて計測してみると、2.5mmを超えるようなシート当たり幅。規定値を大きく超えています。
内燃機加工屋さんにお願いするべくシリンダを清掃。細かく点検してみるとプラグホール回りにクラックが多数。これはいけません、ヘッド交換が必要になりました。
ここでまたオーナー様とご相談。「GBD用を使ってまたクラック入ったら怖いし…」というリクエストからVABヘッドを流用することに決定。取寄せた新品のシリンダーヘッドです。
腰下もチェックしていきます。25万km近くですから摩耗が心配でしたが、ピストンクリアランスはギリギリ規定内。ピストンリングやメタルを新品にして組み上げます。
バルブは全数新品に。すり合わせを行ってVABヘッドを組み立てます。
燃焼室容量を計測してヘッドをシリンダーに載せていきます。ヘッドガスケットはいつもお世話になっている東名パワード製。
バルブクリアランス調整。バルブリフターの入れ替えを繰り返して調整します。
カムキャップを取り付けと同時に、カムシャフトセンサーブラケットを装着。GDB用のカム角センサーをVABヘッドでも装着できるようにするパーツです。
エキゾースト側のAVCSはキャンセルしますので、オイルコントールバルブホルダをプラグパネルで塞ぎます。こちらもクロスロード小山オリジナル品で近日発売予定です。
その他オイルライン、バルブ、コネクタなどVABとの違いの合わせ込みをして完成しました。コンプレッションを確認して搭載の準備へ。
配線やホースの取り回しなども見直して、少しすっきりしたエンジンルームになりました。VAB流用で強化されたGDBの走りを堪能してくださいね。ありがとうございました!
]]>
-
燃料噴射バルブ不良
https://crossload.blog.ss-blog.jp/2023-09-03
行きついたのは燃料噴射バルブでした。エキマニ外面の温度で計測したところ、低めでシリンダごとの差がちょっと多い様子です。燃料ディストリビュータからの圧力は4気筒共に正常範囲。燃料ラインごと外して噴射バルブを交換します。BOSCHに4本残っていたのは幸運でしたね。噴射量だけでなく霧化がよくなったのか、燃焼状態はかなり良くなりました。お世話になった技術解説書。いただいた先輩に感謝です!
ゴルフ
cross
2023-09-03T19:19:48+09:00
エキマニ外面の温度で計測したところ、低めでシリンダごとの差がちょっと多い様子です。
燃料ディストリビュータからの圧力は4気筒共に正常範囲。
燃料ラインごと外して噴射バルブを交換します。BOSCHに4本残っていたのは幸運でしたね。
噴射量だけでなく霧化がよくなったのか、燃焼状態はかなり良くなりました。
お世話になった技術解説書。いただいた先輩に感謝です!
]]>
-
明日から夏休みです。
https://crossload.blog.ss-blog.jp/2023-08-10
クロスロード小山は明日から夏季休業になります。8/11(金)~8/16(水)までお休みです。最後の作業と言いたかったはずの、ゴルフ2GTIのエンジントラブル。ストールする原因はリフトポンプ系で対策できましたが、希薄な症状がまだ改善できず、お休み明けに持ち越しです。エア吸い?インジェクター?フューエルデスビだったら困ってしまうかも…。ゆっくり休んだら、いいイメージ沸くかなと期待したりして。
お知らせ
cross
2023-08-10T17:26:39+09:00
8/11(金)~8/16(水)までお休みです。
最後の作業と言いたかったはずの、ゴルフ2GTIのエンジントラブル。
ストールする原因はリフトポンプ系で対策できましたが、希薄な症状がまだ改善できず、お休み明けに持ち越しです。エア吸い?インジェクター?フューエルデスビだったら困ってしまうかも…。ゆっくり休んだら、いいイメージ沸くかなと期待したりして。
]]>
-
GC8インプレッサWRXRASTIクーペ パワステホース流用修理
https://crossload.blog.ss-blog.jp/2023-06-17
2000年最終型GC8インプレッサは、パワステフルード漏れのご相談で入庫いただきました。フルード漏れは下回りギヤボックス周辺に垂れるほどの状態です。ギヤボックスかホースなのか判定に迷うところですが、ホースからの漏れは確実な様子です。取り外してみたホースアッセンブリ。低圧リターンホース側の漏れがかなりの状態です。ここで困るのが、この年式の部品が生産終了なことです。手に入るのは他車用のタイプになりますが、一部加工を施して流用することができました。この部品も希少になってきましたので、今後がちょっと心配ですね。同時に点検したギヤボックス側では、タイロッドにガタを感じました。ボールジョイント部にガタが発生しています。グリースも劣化して錆が発生、摩耗してしまったようです。タイロッドエンドやラックブーツも交換。仕上げに4輪ホイールアライメント調整を実施。フロントトーの他にキャンバーやリヤトーも補正して完成です。ありがとうございました!
インプレッサ
cross
2023-06-17T11:28:42+09:00
フルード漏れは下回りギヤボックス周辺に垂れるほどの状態です。ギヤボックスかホースなのか判定に迷うところですが、ホースからの漏れは確実な様子です。
取り外してみたホースアッセンブリ。低圧リターンホース側の漏れがかなりの状態です。ここで困るのが、この年式の部品が生産終了なことです。手に入るのは他車用のタイプになりますが、一部加工を施して流用することができました。この部品も希少になってきましたので、今後がちょっと心配ですね。
同時に点検したギヤボックス側では、タイロッドにガタを感じました。
ボールジョイント部にガタが発生しています。グリースも劣化して錆が発生、摩耗してしまったようです。
タイロッドエンドやラックブーツも交換。
仕上げに4輪ホイールアライメント調整を実施。フロントトーの他にキャンバーやリヤトーも補正して完成です。ありがとうございました!
]]>
-
ハブベアリング破損の中でも…
https://crossload.blog.ss-blog.jp/2023-06-04
写真を整理していたら、「これは中でもひどかったなぁ~」という壊れ方をしたベアリングレースをみつけました。車両はGDBインプレッサ。サーキットもこなす方でしたので負荷も高かったんでしょう。ハブベアリングレースの表面が半周くらい、一皮むけているような状態でした。僅かに残ったベアリンググリースはスラッジが発生して真っ黒です。コロがのっかる部分がこれですから、かなりの異音が発生します。治具を用いてベアリングを打ち換えます。この頃からか、高負荷走行が多かったり、10年位経った方には交換をお勧めするようにしています。
インプレッサ
cross
2023-06-04T11:01:11+09:00
車両はGDBインプレッサ。サーキットもこなす方でしたので負荷も高かったんでしょう。ハブベアリングレースの表面が半周くらい、一皮むけているような状態でした。
僅かに残ったベアリンググリースはスラッジが発生して真っ黒です。
コロがのっかる部分がこれですから、かなりの異音が発生します。
治具を用いてベアリングを打ち換えます。この頃からか、高負荷走行が多かったり、10年位経った方には交換をお勧めするようにしています。
]]>
-
1970年式シボレーエルカミーノ 4輪ホイールアライメント
https://crossload.blog.ss-blog.jp/2023-06-02
シボレーエルカミーノSS454は、4輪ホイールアライメント調整でご入庫いただきました。サスペンション回りやステアリングリンク系ともに整備済みですので、アジャストシムでの調整は、微調整でもしっかり反映されます。トルクフルな7.4リッターでの試運転はアクセル操作を慎重に。市街地走行レベルですが直進性や旋回具合を確認できました。最終チェックのリフトアップをして作業完了です。ありがとうございました!
アライメント
cross
2023-06-02T12:56:56+09:00
サスペンション回りやステアリングリンク系ともに整備済みですので、アジャストシムでの調整は、微調整でもしっかり反映されます。
トルクフルな7.4リッターでの試運転はアクセル操作を慎重に。市街地走行レベルですが直進性や旋回具合を確認できました。最終チェックのリフトアップをして作業完了です。ありがとうございました!
]]>
-
VAB型WRX STI はブレーキローター研磨加工
https://crossload.blog.ss-blog.jp/2023-05-21
ブレーキパッド交換を機に、ブレーキローター研磨加工を実施したのはVAB型WRX STI。ローターは耳がちょっと出た位の摩耗具合。荒れた面を修正してもロータ厚が確保できるかがちょっと気になるところです。研磨機にセットして研磨スタート。ドリルドローターですし削りしろは最小単位にして、注意しながら研磨していきます。フロントの新品ローター厚が30.0mm、摩耗限度ローター厚は28.0mm。研磨後はフロントLH29.2/RH29.4mmで仕上がりました。これなら十分使えます。ちなみにリヤは、新品20.0mmの限度18.0mm。仕上がりはLH19.5/RH19.7mmでした。こちらもOKですね。ブレーキパッドはIDI D500。以前も使われてリピートされたパッドです。マルチなパッドで扱いが良いし安心して攻められます。ブレーキフルードは、同じくIDIのBF338。弊社一押しのフルードです。サーキットでの安定感は抜群で、踏みごたえも分かりやすくてとても好評です。ウェット沸点が高いのもお財布に優しい感じですしね。クラッチフルードと共用のブレーキフルードタンクなのもあって、クラッチフルードと同時にブレーキフルード交換をします。オーナー様のリクエストで500mLを贅沢に5本、圧送ポンプを使ってしっかり抜き替えます。最後は足回り状態チェックと4輪ホイールアライメント調整。キャンバーの左右同調、トーは希望値をお聞きしながら合わせて作業完了です。ありがとうございました!
WRX
cross
2023-05-21T11:03:57+09:00
ローターは耳がちょっと出た位の摩耗具合。荒れた面を修正してもロータ厚が確保できるかがちょっと気になるところです。
研磨機にセットして研磨スタート。ドリルドローターですし削りしろは最小単位にして、注意しながら研磨していきます。
フロントの新品ローター厚が30.0mm、摩耗限度ローター厚は28.0mm。研磨後はフロントLH29.2/RH29.4mmで仕上がりました。これなら十分使えます。
ちなみにリヤは、新品20.0mmの限度18.0mm。仕上がりはLH19.5/RH19.7mmでした。こちらもOKですね。
ブレーキパッドはIDI D500。以前も使われてリピートされたパッドです。マルチなパッドで扱いが良いし安心して攻められます。
ブレーキフルードは、同じくIDIのBF338。弊社一押しのフルードです。サーキットでの安定感は抜群で、踏みごたえも分かりやすくてとても好評です。ウェット沸点が高いのもお財布に優しい感じですしね。
クラッチフルードと共用のブレーキフルードタンクなのもあって、クラッチフルードと同時にブレーキフルード交換をします。オーナー様のリクエストで500mLを贅沢に5本、圧送ポンプを使ってしっかり抜き替えます。
最後は足回り状態チェックと4輪ホイールアライメント調整。キャンバーの左右同調、トーは希望値をお聞きしながら合わせて作業完了です。ありがとうございました!
]]>
-
VWゴルフ7Rは白煙トラブルを点検中
https://crossload.blog.ss-blog.jp/2023-05-11
FISCOのスポーツ走行で白煙が発生したVWゴルフ7R。後続車が確認できる程の量ですから、ちょっと穏やかではありませんね。点検を進めていきます。ここは富士スピードウェイレーシングコースの1コーナー。シケイン手前でも同じような症状が発生しているようです。シャシダイナモのダイナパック上でテスト。症状の再現はできませんでしたが、出力値は以前計測したデータと同等。エンジンコンプレッション計測値からも異常はみられません。念のためターボチャージャーも内視鏡ファイバースコープで確認。これも問題ありませんでした。という事は…徐々に不具合個所がみえてきました。対策整備を進めていきます。
フォルクスワーゲン
cross
2023-05-11T12:27:39+09:00
ここは富士スピードウェイレーシングコースの1コーナー。シケイン手前でも同じような症状が発生しているようです。
シャシダイナモのダイナパック上でテスト。症状の再現はできませんでしたが、出力値は以前計測したデータと同等。エンジンコンプレッション計測値からも異常はみられません。
念のためターボチャージャーも内視鏡ファイバースコープで確認。これも問題ありませんでした。という事は…徐々に不具合個所がみえてきました。対策整備を進めていきます。
]]>
-
GRヤリス全日本ラリー車両 4輪ホイールアライメント調整
https://crossload.blog.ss-blog.jp/2023-05-02
全日本ラリー選手権に参戦されているGRヤリス(日本ヴューテックダンロップGRヤリス)。4輪ホイールアライメント調整でご入庫いただきました。久万高原ラリーに向けての準備調整です。頑張ってください!松波選手/草加選手。
アライメント
cross
2023-05-02T20:15:55+09:00
久万高原ラリーに向けての準備調整です。
頑張ってください!松波選手/草加選手。
]]>
-
GDH201Vハイエース 4輪ホイールアライメント調整
https://crossload.blog.ss-blog.jp/2023-04-20
200系ハイーエスバンは左フロントタイヤのひどい片減りと、左流れの症状があってご入庫です。計測診断の結果は、左フロントキャンバーがポジティブ気味なのに加えてトーインが過大。これでは片減りするは無理もありません。左流れは右フロントキャンバーのネガティブ気味が相まってのようです。ロワアームのキャンバーアジャストカムで調整すると、キャスターもずれてきます。ストラットバーのナットを回して補正します。調整後のロードテストでは、左流れが改善しているのを確認できました。片減りの成果はしばらく走ってからですね。またお会いした時にお伺いします。ありがとうございました!
アライメント
cross
2023-04-20T10:22:42+09:00
計測診断の結果は、左フロントキャンバーがポジティブ気味なのに加えてトーインが過大。これでは片減りするは無理もありません。左流れは右フロントキャンバーのネガティブ気味が相まってのようです。
ロワアームのキャンバーアジャストカムで調整すると、キャスターもずれてきます。ストラットバーのナットを回して補正します。
調整後のロードテストでは、左流れが改善しているのを確認できました。片減りの成果はしばらく走ってからですね。またお会いした時にお伺いします。ありがとうございました!
]]>
-
BMW MINIクーパーF55 ホイールアライメント調整
https://crossload.blog.ss-blog.jp/2023-04-08
F55型ミニクーパーは4輪ホイールアライメントの測定調整。わずかなステアリング位置ずれと足回りのチェックが目的です。計測結果からはステアリング位置に対するトーのアンバランス、トーインの過大を確認。フロントのタイロッドで調整します。他の数値に問題はなく、キャンバーキャスターともに規定値内。ストラット上部とボディパネルの位置決めをするストレートピンも効いているのでしょうか、精度の高さがうかがえます。リヤのスラストアングルも限りなくゼロに近く良好です。トーインの過大はタイヤ外減りの原因にもなりますので、今回の調整は有効だったと思います。ロードテストを行って、ステアリング位置を確認してお引渡しできました。
アライメント
cross
2023-04-08T16:07:09+09:00
計測結果からはステアリング位置に対するトーのアンバランス、トーインの過大を確認。フロントのタイロッドで調整します。
他の数値に問題はなく、キャンバーキャスターともに規定値内。ストラット上部とボディパネルの位置決めをするストレートピンも効いているのでしょうか、精度の高さがうかがえます。
リヤのスラストアングルも限りなくゼロに近く良好です。
トーインの過大はタイヤ外減りの原因にもなりますので、今回の調整は有効だったと思います。ロードテストを行って、ステアリング位置を確認してお引渡しできました。
]]>