L型バルブタイミング

バルブタイミングを再調整中のL28
カムスプロケの1目盛で、約3°バルブタイミングが変化しました。


今回は思わぬトラブルからエンジン脱着となりましたが、この機会を
生かして、ベストな状態に仕上げていきたいと思っています。

構造変更検査

S31フェアレディーZはエンジン型式変更から、改造自動車審査を受けました。
主変更内容は原動機L20からL28、ソレックスキャブレター3連、燃料ポンプです。

排出ガス試験結果成績表やダイナパックで測定した出力特性図、トルクから
計算したプロペラシャフトの強度検討書などを提出。事前審査をクリアした後
に持ち込み検査です。

正直なところ色々と苦労はありましたが、無事に3ナンバー取得、型式は
S31改となり公認車両です!

LSD内部破損

LSD内部を点検していくと、デフケースのフリクションディスクガイド
部に深い傷付き損傷がありました。これは摺動が悪くうまくLSDが動作
しない原因になってしまいます。


今回はLSDを新調して組み上げ予定です。クスコLSD161を選択しました。

MSDイグニッション

MSDでプラグコードの製作です。内部抵抗の増えたコードをリフレッシュ
しつつ取り回しを変更。


交換前のイグニッションコイルは、内部からオイル漏れが発生していました。
センターコードを外したところ、ピチャッと滴に。交換組み上げ後は好調で、
かなりレスポンスアップしました。

オートリファインスタビライザー

S31Zはオプション設定のリヤスタビライザーの装着です。
スタビブラケットカバーが未装着でメーカー生産終了品だった為、ブラケットカバー
は製作しての取り付けです。


選択したのはオートリファイン製のパイプスタビライザー。乗り心地は損なわずに
ロールを抑えることを狙っています。

プレッシャーレギュレーター

S31Zに装着中のフューエルプレッシャーレギュレーター。

高負荷時に燃料が足りなくなる防ぐために、ポンプの容量をアップ
しました。燃圧を一定にさせる為に、大容量のプレッシャーレギュ
レーターで調整をします。さて、狙ったAFRを得られるでしょうか。

タンクAssy交換

フューエルタンク内の錆がひどくタンクAssyは交換となりました。
かなり高額ですが、手に入るうちにと取り寄せたらメーカーに最後の
一個でした。

フューエルポンプはブラケットを製作しての取り付けです。
取回しを変更してプレッシャーレギュレーターを追加装着していきます。

フューエルポンプリレー

SOLEXキャブレター仕様のS31は電磁ポンプの変更です。

元々はインジェクション仕様でしたが、キャブレター化時に
ECUやサーキットオープニングリレーなどは撤去されていました。
残った配線を生かしつつ、リレーなどを新規に設置します。回路図
をイメージしながらの作業となりました。