初代レガシィWRCレプリカはO2センサー不良 [レガシィ]
BH5インナータイロッドB/Jがた [レガシィ]
インナータイロッドのボールジョイントにガタが発生したBH5レガシィ。
4輪ホイールアライメント調整の事前チェックで不具合が見つかりました。

リフトアップして車輪を前後方向にゆすると、コトコト音とともに1mm位の遊びを感じます。ラックアンドピニオン式ですから、これは大きすぎますね。

分解してロッド単体でもガタはハッキリわかります。ジョイント部はグリースが切れて錆が発生していました。


ラックブーツキットも新しくしてインナータイロッドを装着。左右ともに綺麗になりましたね。


ここから本題の4輪ホイールアライメント調整です。遊びがなくなりシャキッとしましたから、調整値が走行時にもしっかり反映されるはずです。


4輪ホイールアライメント調整の事前チェックで不具合が見つかりました。

リフトアップして車輪を前後方向にゆすると、コトコト音とともに1mm位の遊びを感じます。ラックアンドピニオン式ですから、これは大きすぎますね。

分解してロッド単体でもガタはハッキリわかります。ジョイント部はグリースが切れて錆が発生していました。


ラックブーツキットも新しくしてインナータイロッドを装着。左右ともに綺麗になりましたね。


ここから本題の4輪ホイールアライメント調整です。遊びがなくなりシャキッとしましたから、調整値が走行時にもしっかり反映されるはずです。


レガシィドライブシャフトブーツ交換 [レガシィ]
BL5レガシィ ショック&ブッシュ [レガシィ]
足回りからの異音でご入庫いただいたBL5レガシィ。段差や旋回時
にギシギシ音が気になります。

静止時のガタこそありませんが、原因はショックアブソーバーから
でした。走行距離は9万キロ近く、無理もありませんね。

純正OPのビルシュタイン、良いダンパーです。オーバーホールした
いところでしたが、このカシメタイプはO/H不可なのです。

今回選ばれたのは、カヤバの「NEW SR SP」一度は付けた事ある
という方多いですよね。純正よりもスポーティーな味付けのショッ
クアブソーバーです。


アッパーマウントやブッシュ類もリフレッシュ。フロントアッパー
にはベアリングが仕込まれています。ココが渋るとステアリング操
作時にゴロゴロした感触になったりしますから、交換で滑らかにな
るのも期待ですね。

トランスバースリンクのリヤブッシュは、かなりの劣化。振動を吸
収してくれる部分ですが、劣化し過ぎるとアームが動いてしまって、
アライメント変化の原因にもなります。

リンクをプレスにかけて打ち替えです。方向性がありますので、マ
ークをして定位置に圧入します。



リヤショックはリヤシート裏からもアクセスして交換です。組み込
み後は1G締めを実施してから、アライメント調整へと移ります。


にギシギシ音が気になります。

静止時のガタこそありませんが、原因はショックアブソーバーから
でした。走行距離は9万キロ近く、無理もありませんね。

純正OPのビルシュタイン、良いダンパーです。オーバーホールした
いところでしたが、このカシメタイプはO/H不可なのです。

今回選ばれたのは、カヤバの「NEW SR SP」一度は付けた事ある
という方多いですよね。純正よりもスポーティーな味付けのショッ
クアブソーバーです。


アッパーマウントやブッシュ類もリフレッシュ。フロントアッパー
にはベアリングが仕込まれています。ココが渋るとステアリング操
作時にゴロゴロした感触になったりしますから、交換で滑らかにな
るのも期待ですね。

トランスバースリンクのリヤブッシュは、かなりの劣化。振動を吸
収してくれる部分ですが、劣化し過ぎるとアームが動いてしまって、
アライメント変化の原因にもなります。

リンクをプレスにかけて打ち替えです。方向性がありますので、マ
ークをして定位置に圧入します。



リヤショックはリヤシート裏からもアクセスして交換です。組み込
み後は1G締めを実施してから、アライメント調整へと移ります。


EVC&パワーチェック [レガシィ]
筑波サーキットをメインに走られているBP5レガシィ。全開時にブ
ーストが上がり過ぎるという症状です。EVCを装着してブースト値
の安定と立ち上がり向上を図ります。

ステップモーターの取り付けはココの位置。配管はスペースがなく
てちょっと苦労しましたが、キレイに装着できました。ECUからの
信号も使って結線します。


車両をシャシーダイナモのダイナパックに設置。初期設定などセッ
トアップしていきます。ピークブーストは抑え目にして安定させる
事を重視しました。


計測ギヤは4速全開。回転が徐々に上がっていき出力が計測されます。


結果はこの通り。点線が装着前(夏時期高温だったので条件がちょっ
とキビシイ日のデータ)で、実線が今回HKS EVC6装着後のデータで
す。気温の差があって同条件ではありませんが、トルク約5kg/mのア
ップは体感できる数値です。次回のサーキット走行、期待大ですね。

ーストが上がり過ぎるという症状です。EVCを装着してブースト値
の安定と立ち上がり向上を図ります。

ステップモーターの取り付けはココの位置。配管はスペースがなく
てちょっと苦労しましたが、キレイに装着できました。ECUからの
信号も使って結線します。


車両をシャシーダイナモのダイナパックに設置。初期設定などセッ
トアップしていきます。ピークブーストは抑え目にして安定させる
事を重視しました。


計測ギヤは4速全開。回転が徐々に上がっていき出力が計測されます。


結果はこの通り。点線が装着前(夏時期高温だったので条件がちょっ
とキビシイ日のデータ)で、実線が今回HKS EVC6装着後のデータで
す。気温の差があって同条件ではありませんが、トルク約5kg/mのア
ップは体感できる数値です。次回のサーキット走行、期待大ですね。

DINゲージ [レガシィ]
BE5エンジン搭載慣らしへ [レガシィ]
シリンダーブロック加工完了 [レガシィ]
BE5レガシィのシリンダーブロックが、加工を終えて戻ってきました。

今回使用するピストンは0.25mmオーバーサイズ。新品部品とはいえ
1/100以下のわずかな寸法誤差があります。それに合わせたボーリン
グ加工技術は見事です。理想のピストンクリアランスで組み上げられ
ます。いつもながら内燃機屋さんに感謝です。


コンロッドはGDB後期用を流用します。スタッド&ナットタイプか
らボルトタイプへの変更。形状や肉厚など色々と改良されています。
このタイプからトラブルがかなり減りましたね。

クランクシャフトとコンロッドが、ブロックに組み込まれました。

930ポルシェのミッションは組み上がり、車両への搭載です。



ひとまず載りましたので、今日はここまでにします。ホース類など
細かなパーツも交換しながら、明日組み上げていきます。


今回使用するピストンは0.25mmオーバーサイズ。新品部品とはいえ
1/100以下のわずかな寸法誤差があります。それに合わせたボーリン
グ加工技術は見事です。理想のピストンクリアランスで組み上げられ
ます。いつもながら内燃機屋さんに感謝です。


コンロッドはGDB後期用を流用します。スタッド&ナットタイプか
らボルトタイプへの変更。形状や肉厚など色々と改良されています。
このタイプからトラブルがかなり減りましたね。

クランクシャフトとコンロッドが、ブロックに組み込まれました。

930ポルシェのミッションは組み上がり、車両への搭載です。



ひとまず載りましたので、今日はここまでにします。ホース類など
細かなパーツも交換しながら、明日組み上げていきます。

BE5のエンジンと930のミッション [レガシィ]
BE5のEJ20はエンジンの分解点検していくと、想像以上の損傷個所
がありました。No,1ピストンが焼き付き状態です。何かしらの原因
で油膜が切れてしまったか、オイル管理や品質が悪かったなどが考
えられます。


ピストンリングがスティックするほどでしたが、幸いにしてシリン
ダー側は摩耗が少なくてワンオーバーのピストンで修復できそうで
す。

コンロッドメタルはやっぱり摩耗していました。このタイプのコン
ロッドは強度不足もあるので、今回はGDBのコンロッドを流用しま
す。

シリンダーボーリング加工が上がるのを待つ間に、シリンダーヘッ
ドのメンテを先に進めます。バルブ研磨やすり合わせ、ダミーのシ
リンダーブロックに載せてバルブクリアランスも先に。



930ポルシェのミッションオーバーホールは、追加部品を待っている
間に少しずつですが進めています。
カウンターシャフト側から、1.2速のハブスリーブを抜いていきます。
入りの悪い3速ギヤまで、もうちょっとです。


がありました。No,1ピストンが焼き付き状態です。何かしらの原因
で油膜が切れてしまったか、オイル管理や品質が悪かったなどが考
えられます。


ピストンリングがスティックするほどでしたが、幸いにしてシリン
ダー側は摩耗が少なくてワンオーバーのピストンで修復できそうで
す。

コンロッドメタルはやっぱり摩耗していました。このタイプのコン
ロッドは強度不足もあるので、今回はGDBのコンロッドを流用しま
す。

シリンダーボーリング加工が上がるのを待つ間に、シリンダーヘッ
ドのメンテを先に進めます。バルブ研磨やすり合わせ、ダミーのシ
リンダーブロックに載せてバルブクリアランスも先に。



930ポルシェのミッションオーバーホールは、追加部品を待っている
間に少しずつですが進めています。
カウンターシャフト側から、1.2速のハブスリーブを抜いていきます。
入りの悪い3速ギヤまで、もうちょっとです。


BE5のエンジンと930のミッション [レガシィ]
エンジンからコトコトと異音。BE5レガシィB4は、エンジンオーバ
ーホールに着手です。
同時期に、ミッション修理の930ポルシェもお預りしています。降ろ
したエンジンが並んでます。ともに水平対向ですね~。


EJ20は分解工程へ。異音の原因はもちろんですが、使えそうにない
部品もひろいながら分解していきます。ホース類は劣化が激しく、
ひび割れしている箇所がたくさんありました。



ヘッドを外してみると、燃焼状態が悪かった様子も。エアフロやO2
劣化気味だったのかもしれませんね。



930はエンジンごとミッションを降ろしての作業です。重量物が
降りたあとは、車両が揺れたししないように注意も必要です。


ミッションを割っていきます。でかいデフを抜いてから、ギヤを
ゴソっと外します。不具合の出ている3速の状態はどうかな??




ーホールに着手です。
同時期に、ミッション修理の930ポルシェもお預りしています。降ろ
したエンジンが並んでます。ともに水平対向ですね~。


EJ20は分解工程へ。異音の原因はもちろんですが、使えそうにない
部品もひろいながら分解していきます。ホース類は劣化が激しく、
ひび割れしている箇所がたくさんありました。



ヘッドを外してみると、燃焼状態が悪かった様子も。エアフロやO2
劣化気味だったのかもしれませんね。



930はエンジンごとミッションを降ろしての作業です。重量物が
降りたあとは、車両が揺れたししないように注意も必要です。


ミッションを割っていきます。でかいデフを抜いてから、ギヤを
ゴソっと外します。不具合の出ている3速の状態はどうかな??



