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BPEレガシィ リヤデフKAAT製LSDに交換 [レガシィ]

2005年式レガシィBPE型はリヤデフにKAAT製LSDの装着です。
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3.0リッター6M/Tのこの車両には適合がなく、当初少々困りました。とはいえオーナー様の情熱にお応えするべく、メーカーなど各方面にご相談。現物合わせも覚悟の上作業に着手しました。まずはキャリアの取り外しから。
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このタイプのデフはドライブシャフトを抜きながら、デフをかなり斜めにして抜き取ります。ジャッキにしっかり固定しないと落ちちゃいそうです
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メンバーブッシュからスタッドボルトが抜けたらもう大丈夫。ドライブシャフトなどを固定して養生しておきます。
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分解してみると想定外のデフタイプでした。部品カタログでいくとビスカスLSDのはずが、なんとオープンデフ。
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採寸して改めてデフタイプを探しました。ここでKAAZさんには図面を特別に出していただいたり、ほんとに助かりました。現物合わせをした結果、この車両には型番DBF2050がピッタリでした。ただ参考にされる方は自己責任でお願いしますね。「部品カタログと違った…」なんていう不可解なこともありましたので。
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用意した新品のベアリングなどプレス機を使って組み付けていきます。
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キャリアにセットして、バックラッシュや歯当たりをチェック。
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ガスケットやシール、エアブリーダーも交換して組み立て完了。
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フロント側のデフマウントは、封入されているオイルがにじみ漏れてしまっていたので交換です。
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車両への組み込み。KAAZ製はLSDオイルも付属でした。ちょっとうれしいですね。
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さらっと試運転した後に、イニシャルトルクを再チェック。ちょうどよい感じです。
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今回選んだKAAZ製LSDは「DBF2050SQ」でクラッチプレートにWPC処理が施されいるsuperQというタイプ。マイルドな効き味で高耐久だそうです。チャタリングもほぼなく好印象でした。他車と比べて大容量のプレートサイズですから効きも良さそうですね。慣らし後に雪道走行に行かれるとの事、インプレ楽しみにしています!
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