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GC8インプレッサクーペ エンジンオーバーホール [エンジンオーバーホール]

97年式GC8E型インプレッサは、26万kmを超えてエンジンオーバーホールに着手です。
異音などは発生していませんが、大きなトラブルの前に手を入れることになりました。
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日頃のメンテナンスが良かったのか、保管場所の環境なのかは分かりませんが、ひどい錆もなくエンジン降ろし分解作業は順調に進みました。
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要のピストンクリアランス計測。クリアランスは最大で0.10mm、規定の0.05を大きく超えています。真円度も0.09mmと規定外。オープンデッキは変形が大きいことが多いんです。
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このEJ20Kに限らずGC系の弱点でもあるコンロッド。ロッド強度不足からくるクローズイン現象なのか、経年もあってかメタルは摩耗が進んでブロー寸前のようでした。エンジン開けてよかったですね。クランクピンの傷も明らかです。
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バルブは研磨してリフェース。バルブラッパーですり合わせて当たりを付けなおします。
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オーナー様と相談してブロックはVABショートブロックを採用。シリンダーやピストン、クランク、コンロッドもグレードアップです。
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シリンダーヘッドは燃焼室ボリュームを計測してガスケットを選定。
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東名パワード製メタルヘッドガスケットはスーパーグロメットタイプ。ガスシール性も抜群です。
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バルブクリアランス調整。インナーシムタイプは生産終了品で希少になってきました。ストックのシムで調整です。
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インマニ回りも分解してリフレッシュ。IRS製レベリングインジェクターを組みつけながら、ハーネステーピングなど補修します。
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エンジンが組みあがったところでオイルを入れてコンプレッションテスト。
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クラッチは扱いやすいEXEDYウルトラファイバー。フライホイールも新品です。
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エンジン搭載は夜でしたね。なぜかまたこの笑顔…
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慣らし運転はシャシダイナモ、ダイナパックで。順調にこなせて完成です!
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SH5ミッションブロー [ミッションオーバーホール]

'09年式フォレスターSH5は走行不能になってご入庫です。ミッションからガラガラと激しい異音が出ています。ギヤは入るものの、かろうじて動く程度なのでレッカーにて搬入されました。
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抜いたオイルは鉄粉だらけ、ドレンボルトのマグネットにはびっちりです。プロペラシャフトも抜けなくなるほど、何かが噛んでいる様子でした。
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エクステンションケースを外してみると、トランスファギヤのベアリングが砕けています。壊れた原因はギヤが先なのかベアリングなのか、はたまた他の要因か。難しいところです。
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ギヤなど全部分解して使えるところを確認するも、ほとんどが傷だらけです。特にギヤやドリブンシャフトのスラスト面、シャフトのニードル当たり面がひどくて再使用できません。
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鉄粉を完全に除去清掃するために、シフタフォークやチェッキングリバーススリーブなど、部品は全数分解します。
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交換になったファイナルギヤは、スラストベアリングのプリロードをワッシャを入れ替えて調整します。
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傷だらけのトランスファケースやセンターデフ、エクステンションケースも交換です。
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無事に復元できました。希少なマニュアルフォレスターですから、これからも楽しんでくださいね!
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オイルコントロールバルブOリング [インプレッサ]

GRBスペックCはAVCSのオイルコントロールバルブからオイル漏れです。
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バルブを外してOリングを交換しますが、ココのOリングは単品供給ではなく、バルブAssyになってしまうんですね。バルブの機能に問題はないですから、そっくり交換はもったいない…
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サイズを確認して単品で取り寄せました。右の小さいのがオイルコントロールバルブ用、左はメーターセンサーのオイルブロック用です。
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タイミングベルト交換や車検などと一緒に作業したひとコマ、でした。
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ダッジ・チャレンジャー 4輪ホイールアライメント調整 [アライメント]

足回りをリフレッシュ&カスタムされて入庫の'71ダッジ・チャレンジャー。調整はフェンダーエプロンのサービスホールからアクセスします。
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アッパー・ロア、ストラットロッドやステアリングリンクまで完璧に手が入っています。ブッシュやB/Jがしっかりしていますから、調整した分がそのまま数値に反映されますね。
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アライメント目標値は、オリジナルデータを基本に車高が下がった分アレンジします。流れやステアリング位置、据え切り時の横滑り感もなくなってOKです!
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GC8EインプレッサType-Rミッションオーバーホール [ミッションオーバーホール]

ギヤの入りが悪くなってサーキット走行で具合がよくないGC8インプレッサ。オーバーホールとLSDの装着です。この汚れ、やっつけてしまった痕跡ですね。
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メインシャフトのオイル穴から出てきました。それもかなりごっそり、細かくなった鉄粉がスレッドコンパウンド状態になっています。潤滑が悪いとまた壊れてしまいますから、洗い油にドボンしてキレ~イに洗浄します。
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鉄粉発生源の一つがこのドリブンシャフトのスラストベアリング面。スケールを当てると向こうが見えるくらいに凹んでしまっています。
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E型は生産終了ですから、かろうじて手に入るF型のを流用。ちょこっと形違いましたがいける範囲です。
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1速のボークリングも終了品ですが、後期WRXRA用で合わせます。
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3速ドライブギヤのスリーブストッパープレートは改良前のタイプですね。固定されているはずの薄いプレートはゆるゆるになって回ってしまっています。F型用だとまだ在庫ありで助かりました。ギヤと一体型の分厚いストッパー形状になっていて、いかにも強そうです。
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交換は3-4速ドリブンギヤとセットで。
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ここも大量鉄粉の原因、4速ギヤのワッシャです。かなり削れていますね。新品は油路の形状が変わっていました。
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5速ギヤとハブスリーブも交換します。ここもギヤのスラスト面が減ってましたから、再使用するのはNGです。
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ミッション壊れてみなさん気持ちは凹むんですけど、修理を決める頃には前向きになっている方が多いですよね。これを機にLSDの装着チューニングです。迷われたカム角は35°で決定。ちなみに画像は45°側です。
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クスコLSDのタイプRS。ちょっと待ちましたけど、手に入ってよかったです。今までに何台組ませてもらったかなぁ。みなさん楽しんでいますよね!
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ランチアデルタはエンジン修理 [エンジンオーバーホール]

油圧トラブルからエンジン修復となったのは、ランチアデルタエボⅡ。入荷待ちだったコンロッドが届いて作業再開です。
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元のピストンがかじってしまったので、今回はJEピストンに変更。ピストンセット品で長かったコンロッドをスタンダードサイズに戻します。
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そういえばエンジン降ろしたのは夏でした。やっぱり時間かかっちゃいますねぇ。部品もホントに希少になってきました。
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傷を負ったシリンダーはホーニングで見事に修復、ピストンクリアランスもピッタリです。ダイヤモンドエンジニアリングさんにお世話になりました。バルブリフェースやカムシャフトラッピングもとても綺麗です。
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ピストンはわずかにデッキ面より出っ張りますので、1mm下げて容積を計測。
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1.4mmメタルガスケットはオートスポーツイワセさんから。圧縮比8.0はSTDピッタリです。あれこれ相談して悩んだ成果でましたね!
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シャシダイでパワーチェックやトラブル探し [ダイナパック]

'02年式FD3Sはブーストアップ仕様。シャシダイナモのダイナパックでパワーチェックです。
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抑え目のブースト値でこの数値ですから立派です。速いわけですね、FDって。
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新車から乗っているというオーナー様。キレイなボディから大切にされている様子分かりましたよ。
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続いてトラブルチェックにダイナパックに載せたS2000。こちらも愛情たっぷりのクルマです。
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高負荷テストを繰り返してトラブルを再現します。ストリートでは出にくい症状なのでシャシダイナモは有効です。エンジンルームから上がる白煙見つけられました。
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トラブルが改善できたところで、こちらもパワーチェック。さすがはVTEC、突き抜けるようなパワーカーブです。TC2000のバックストレートとかも速いんですよねぇ。
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初代レガシィWRCレプリカはO2センサー不良 [レガシィ]

BC5レガシィはエンジン不調でご入庫です。めったに触る事のできない初代レガシィは、ラリーレプリカ仕様になっています。こんなクルマが工場にあると、なんだかワクワクしますね。
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排ガスをチェックするとCO過多。原因はO2センサーのヒーター回路が断線してフィードバックがおかしくなっていました。
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適合番号の部品は生産終了なので、同じナローバンドO2センサーをBH5用から流用します。コネクタ端子位置が違うので配線図を確認して入れ替え。コネクタ形状やハーネス長が共通なのは助かります。
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O2交換後は補正値も下がってイイ感じです。
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他にも手を入れたい部分はありますが、少しずつ対策していきましょう。
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エンジン不調はEGRバルブ W211MB E320CDI [メルセデスベンツ]

W211メルセデスベンツは車検整備でお預かりです。ウォーニングランプがいくつか点灯しています。
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グローランプがなかなか消灯しない症状は、6番のグロープラグが原因のようです。
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こちらは5番のグロープラグとコネクタ。かなり狭いのと固いコネクタが割れそうで怖いです。グロープラグの取り外しには、8ミリディープソケットの逃げ大き目が必要。仲間の工具に助けてもらいました。
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規定値は2Ω以下。5番はちょいオーバー。
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6番は3kΩでNG。すすけて真っ黒です。
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新品はもちろん規定内ですね。
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エンジンの力がない症状もグローで直ってくれるかな?なんていう期待は甘々でした。EGRバルブが悪さをしているようなので取り外してみます。とはいえ、かなりの固さ。スクレーパーを叩き込んでなんとか上がってきました。
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スラッジがびっちりのバルブ本体。
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清掃してもリンクが動きません。
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どうもシャフトがスラッジで固着していたようです。給油しながら馴染ませるとパコパコ動くようになってきました。
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修理後はフォルトコードも消えてエンジン快調です。EGRバルブでこんなに変化があるとはちょっとびっくりでした。ブーストが全く掛からないほどでしたから、フェイルセーフに入っていたのかもしれませんね。
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SF5フォレスターオイル漏れ修理など [フォレスター]

本年もよろしくお願いいたします。
今年最初の作業は、SF5フォレスターのオイル漏れ修理から始まりです。
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ロッカーカバーからのオイル漏れは定番ですが、どうやら初めてのパッキン交換のようです。'97年式でいて約7万キロと低走行なのと、オイル管理がよかったのかもしれませんね。
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オイル漏れ修理と合わせてタイミングベルト回りもメンテします。サーモカバーはアルミ材が腐食していて合わせ面が荒れています。ウォーターポンプ、サーモスタットと合わせて交換です。
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これを機にオイルポンプやカムシールも交換しておきます。各ゴム部品は年式なりに硬化気味でした。
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タイミングベルトカバーは全数無事に外れましたので再使用できます。埋め込みナットごとカバーパネルが割れてしまう事が多いのですが、きれいに取れました。固着しなかったのは、マイルドな走りが多くて熱の入り方が優しかったのかもしれませんね。
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