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WRX S4は4輪ホイールアライメント調整で左流れ改善 [アライメント]

VAG型スバルWRX S2は4輪ホイールアライメント調整でご入庫です。
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メールからご相談いただきました。左流れや左右にハンドルが取られる感覚がありお悩みとのこと。お話を進めると、タイヤが起因するコニシティなどの調査は済まされているので、測定して診断することになりました。
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測定結果は、フロントキャンバー角の左右差とトーの過大さに原因がありました。調整前後のロードテストでその差はハッキリと分かるほど。自信を持ってお渡しできました。後日お電話で「いい感じですよ」とお伝えいただけました。よかったです!
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HKS GT3RSタービンでファーストステップ [インプレッサ]

インプレッサGVB型スペックCはターボからの異音と加給圧不足から「HKS GT3RS」ターボの導入です。
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純正と比べるとむっちり一回り大きい感じですね。とはいえステーなどの小加工で無理なく装着できるサイズです。
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今回はチューニングのファーストステップ。ステージに合わせて無理せず仕上げていきましょう。
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オートザム AZ-1 ロアジョイント交換 [AZ-1]

もう25年位のお付合いになりますね。
マツダ オートザム AZ-1は、毎年この時期にご入庫いただいています。今回は車検整備です。
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フロントロアアームのボールジョイント部にガタつきがありました。悪化すると抜けてしまうこともある非常に危険な部分です。リフトアップ状態では突っ張ってガタが消えますが、1G状態を再現するとガタを確認できます。メカニックの勘とキャリアでこういった部分も見逃しません。ボールジョイント一体のロアームを交換します。
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4年程前のエンジンオーバーホールでは、要所にWPC加工も施しました。24万キロを超えても至って好調です。
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整備が終わって週明けの検査までしばし保管。
なぜか赤色のクルマと一緒になることが多い気します。魅力的な一台ですね。
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新年営業開始です。 [お知らせ]

クロスロード小山は、6日より新年の営業を開始しています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

初荷で入荷してきましたピレリP-ZEROは、987型ケイマンに使用します。
冷却水漏れが発生したウォーターポンプや、ブローバイ配管の整備などを進めているところです。
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今年も一年ありがとうございました! [お知らせ]

クロスロード小山は本日で年内の業務は終了となります。
今年も色々とご利用頂きまして、誠にありがとうございました。
これからもより良いサービスをご提供できるよう頑張ってまいります。
新年は1月6日(土)からの営業となります。
みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。
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ECU設定値変更 ファーストアイドル回転数 [ECUセッティング]

BR9レガシィは暖機時の回転数が高過ぎてちょっと気になるとの事。ご近所さんにも気を使ってしまうので…というご相談です。
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メインECUにアクセスしてファーストアイドルの回転数を変更します。水温に応じて問題ない範囲で調整。アイドリングマップの設定値を変更しました。
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書き換え時はバッテリーにバッファを掛けて電圧を一定に安定させます。ECUコーディング時と同じ対策が安全です。
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GC8D型インプレッサ エンジンオーバーホール VABブロック流用

インプレッサWRX STIは1997年式。オーバーヒート歴やオイル漏れなど不具合が重なって、エンジン本体に手を入れないといけない状態です。何度かの打合せご相談ののち、今回エンジンオーバーホールに着手となりました。 6-1.jpg 6-2.jpg 6-3.jpg エンジンの型式はEJ20K。オープンデッキのシリンダーは中でも弱いタイプです。ピストンクリアランスは摩耗よりも真円度が限界を超えています。ホーニング跡(クロスハッチ)が残っている位の状態なのですが、スラスト方向に変形して楕円のボア寸法になっていました。 6-4.jpg 6-5.jpg 6-6.jpg 6-7.jpg 6-8.jpg 6-9.jpg 6-10.jpg 6-11.jpg 6-12.jpg 想像の通りメタルの摩耗はかなり進んでいて、クランクピンのキズも深い状態。腰下はVABのショートブロックを採用することに決定。オーナー様も状態を見てご納得いただきました。 6-13.jpg 6-14.jpg 6-15.jpg 6-16.jpg 6-17.jpg バルブは研磨してリフェイス、再使用します。バルブシートとすり合わせをして確認。摩耗は許容範囲でした。 6-18.jpg 6-19.jpg 6-20.jpg 6-21.jpg 6-23.jpg 6-22.jpg 平行して進めたインマニの結晶塗装。下地処理して色の染まりを良くしてから焼き付け。オリジナルの色味に復元できているでしょうか。 6-24.jpg 6-25.jpg 6-29.jpg 6-30.jpg 6-32.jpg 6-33.jpg インジェクターはIRSさんにお願いしてオーバーホール。レポートによると洗浄前のバラつきは見事に改善されて、噴射量がそろって帰ってきました。スプレーパターンも良好です。 6-26.jpg 6-31.jpg 6-62.jpg ターボチャージャー「IHI VF28」はスピードボックスさんにオーバーホール依頼。交換した古いベアリングの内一つは、少しゴロゴロした感触でした。異音が発生する寸前だったのかもしれません。 6-36.jpg 6-34.jpg 6-35.jpg バルブクリアランスの調整はストックのシムを使用します。生産終了品ですから希少な小部品です。 6-37.jpg 6-38.jpg 6-39.jpg 6-40.jpg 6-63.jpg 6-41.jpg 6-42.jpg エキマニは東名パワード製に交換します。激しいオイル漏れで純正マニは遮熱板の中までびちゃびちゃ。フランジのスチール部も焼け落ち、痩せているような状態で再使用不可でした。非等長マニの雰囲気はそのままに4→1の集合でレスポンスアップも狙えます。東名さん、相変わらず仕上がり良いですよね。 6-43.jpg 6-44.jpg 6-45.jpg 6-47.jpg 6-46.jpg 6-48.jpg エンジン搭載時はエキマニ変更の分、ハーネスの取り回し変更などが必要です。大きく逃がして熱対策も施しました。 6-49.jpg 6-50.jpg 6-51.jpg 6-52.jpg 6-53.jpg 6-54.jpg 6-55.jpg 燃料を入れ替えてからエンジン始動。油温・水温などを管理しながらシャシダイナモ、ダイナパックで慣らし運転を行いました。 6-57.jpg 6-56.jpg 仕上げにフードインシュレーターを交換して完成です。こういった部品を供給し続けてくれるのはありがたいですよね。 6-59.jpg 6-60.jpg 6-61.jpg
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SG5フォレスター 異音からハブベアリング交換 [一般整備]

2002年型SG5フォレスターは走行時に異音が発生しています。おなかの下、ちょっと後ろ側な雰囲気です。
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リフトアップして再現を進めると、左後ろのハブベアリング辺りから発生しています。
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10万km超なのと経年でしょうか、グリースが劣化してベアンリングが破損してしまったようです。単体で回すとゴリゴリとした感触。異音になっても無理もない状態です。
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新しいベアリングに打替えて組み上げます。
異音にまで至らなくても、フリクションロスが発生すると転がり抵抗になって燃費にもよくないですね。気になってきた方は、交換の計画をしてみてください。
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BR9型レガシィ 足回りやクラッチなどメンテナンス 4輪アライメント調整で仕上げ [アライメント]

BR9型レガシィは足回りやクラッチなど多くの整備を実施。4輪ホイールアライメント調整で仕上げとなりました。
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ショックアブソーバーは、tSパーツを流用。STIコイルスプリングとの組み合わせです。
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ハブベアリングはユニットタイプですが、錆で固着が酷く分離が困難でした。フロントはナックルも交換。リヤは修正して再使用します。
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リヤ回りはSTIラテラルリンクセットやアーム類を交換します。ブッシュは経年・距離なりの痛みが進んで亀裂が入っています。
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続いてクラッチオーバーホール。このタイプはマウント類のレイアウトが独特なので、ちょっと手順が変わってきます。エンジン本体をホールドしつつミッションを降ろします。
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作業中に見つかったブローバイホースの亀裂部分。リークしていますので新品に交換です。
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ステアリングギヤボックスが原因の違和感は「コクコク」といったちょっと嫌な感触。ラック&ピニオンのギヤに遊びが出ている様子です。ギヤボックスをアッセンブリ交換、クレードルごと脱着しての作業です。
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こちらも作業中にみつかったラジエターの液漏れ。koyo製の純正同等品に交換します。冷却や耐久性は実証済みのラジエターです。
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エアコンの効きが悪くなった症状は、ガス量の減少が原因でした。漏れは修理をするほどではないスローリークのようです。エアコンラインを洗浄してから充填を行う「BOSCH ACS751」が活躍します。
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ショック慣らし中の印象をお伺いしたところ、「ギャップをうまくいなしてくれて、安定しているよ」と好印象でした。「tS」専用設計のショックの良さが決まりましたね。BILSTEINの走りを楽しんでください。ありがとうございました!
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GDBインプレッサ VABシリンダヘッド流用 エンジンオーバーホール [インプレッサ]

2002年型GDBインプレッサはエンジン不調からコンプレッションの測定。かなり低下しているシリンダが見つかりました。
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オーナー様と相談の結果、エンジンオーバーホールに着手。状態を確認していきます。
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圧縮圧力の低下はバルブシートの摩耗が原因でした。クリアランスがなくなったエキゾーストバルブ側から圧力が抜けていたようです。
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バルブを抜いて計測してみると、2.5mmを超えるようなシート当たり幅。規定値を大きく超えています。
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内燃機加工屋さんにお願いするべくシリンダを清掃。細かく点検してみるとプラグホール回りにクラックが多数。これはいけません、ヘッド交換が必要になりました。
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ここでまたオーナー様とご相談。「GBD用を使ってまたクラック入ったら怖いし…」というリクエストからVABヘッドを流用することに決定。取寄せた新品のシリンダーヘッドです。
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腰下もチェックしていきます。25万km近くですから摩耗が心配でしたが、ピストンクリアランスはギリギリ規定内。ピストンリングやメタルを新品にして組み上げます。
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バルブは全数新品に。すり合わせを行ってVABヘッドを組み立てます。
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燃焼室容量を計測してヘッドをシリンダーに載せていきます。ヘッドガスケットはいつもお世話になっている東名パワード製。
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バルブクリアランス調整。バルブリフターの入れ替えを繰り返して調整します。
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カムキャップを取り付けと同時に、カムシャフトセンサーブラケットを装着。GDB用のカム角センサーをVABヘッドでも装着できるようにするパーツです。
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エキゾースト側のAVCSはキャンセルしますので、オイルコントールバルブホルダをプラグパネルで塞ぎます。こちらもクロスロード小山オリジナル品で近日発売予定です。
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その他オイルライン、バルブ、コネクタなどVABとの違いの合わせ込みをして完成しました。コンプレッションを確認して搭載の準備へ。
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配線やホースの取り回しなども見直して、少しすっきりしたエンジンルームになりました。VAB流用で強化されたGDBの走りを堪能してくださいね。ありがとうございました!
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