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初代レガシィWRCレプリカはO2センサー不良 [レガシィ]

BC5レガシィはエンジン不調でご入庫です。めったに触る事のできない初代レガシィは、ラリーレプリカ仕様になっています。こんなクルマが工場にあると、なんだかワクワクしますね。
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排ガスをチェックするとCO過多。原因はO2センサーのヒーター回路が断線してフィードバックがおかしくなっていました。
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適合番号の部品は生産終了なので、同じナローバンドO2センサーをBH5用から流用します。コネクタ端子位置が違うので配線図を確認して入れ替え。コネクタ形状やハーネス長が共通なのは助かります。
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O2交換後は補正値も下がってイイ感じです。
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他にも手を入れたい部分はありますが、少しずつ対策していきましょう。
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エンジン不調はEGRバルブ W211MB E320CDI [メルセデスベンツ]

W211メルセデスベンツは車検整備でお預かりです。ウォーニングランプがいくつか点灯しています。
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グローランプがなかなか消灯しない症状は、6番のグロープラグが原因のようです。
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こちらは5番のグロープラグとコネクタ。かなり狭いのと固いコネクタが割れそうで怖いです。グロープラグの取り外しには、8ミリディープソケットの逃げ大き目が必要。仲間の工具に助けてもらいました。
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規定値は2Ω以下。5番はちょいオーバー。
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6番は3kΩでNG。すすけて真っ黒です。
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新品はもちろん規定内ですね。
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エンジンの力がない症状もグローで直ってくれるかな?なんていう期待は甘々でした。EGRバルブが悪さをしているようなので取り外してみます。とはいえ、かなりの固さ。スクレーパーを叩き込んでなんとか上がってきました。
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スラッジがびっちりのバルブ本体。
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清掃してもリンクが動きません。
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どうもシャフトがスラッジで固着していたようです。給油しながら馴染ませるとパコパコ動くようになってきました。
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修理後はフォルトコードも消えてエンジン快調です。EGRバルブでこんなに変化があるとはちょっとびっくりでした。ブーストが全く掛からないほどでしたから、フェイルセーフに入っていたのかもしれませんね。
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SF5フォレスターオイル漏れ修理など [フォレスター]

本年もよろしくお願いいたします。
今年最初の作業は、SF5フォレスターのオイル漏れ修理から始まりです。
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ロッカーカバーからのオイル漏れは定番ですが、どうやら初めてのパッキン交換のようです。'97年式でいて約7万キロと低走行なのと、オイル管理がよかったのかもしれませんね。
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オイル漏れ修理と合わせてタイミングベルト回りもメンテします。サーモカバーはアルミ材が腐食していて合わせ面が荒れています。ウォーターポンプ、サーモスタットと合わせて交換です。
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これを機にオイルポンプやカムシールも交換しておきます。各ゴム部品は年式なりに硬化気味でした。
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タイミングベルトカバーは全数無事に外れましたので再使用できます。埋め込みナットごとカバーパネルが割れてしまう事が多いのですが、きれいに取れました。固着しなかったのは、マイルドな走りが多くて熱の入り方が優しかったのかもしれませんね。
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